!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> タイ古式マッサージサロン 風(ろむ):介護 

京つう

キレイ/健康  |洛中

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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年11月12日

マッサージボランティアに行ってきました。


昨日、

タイマッサージサロン風(ろむ)のすぐ近くにある、

認知症のデイサービス(認知症専用単独通所施設)へ、

マッサージのボランティアに行ってきました。


かつては、特別養護老人ホームや老人保健施設で長年働いていたので、

ちょっと懐かしい感じがして、とても楽しみにしていました。


認知症専門ということもあり、

ADL(日常生活動作)の比較的高い方が多かったのですが、

「何歳ですか?」の問いに「???」だったり、

「どこに住んでいますか?」の問いに「養老」と、

と、笑いを呼ぶシーンもあり、

和やかな空気の中でマッサージをさせていただきました。


最近、私自身も、「物忘れ」が時々あり、

「認知症かな?」と笑いとばしていますが、

将来、自分も認知症になるのかなって思うと、

ちょっとせつないのですが、

皆さんの表情がとても明るかったので、

少し救われた気がします。


認知症高齢者に対する暴力や、介護放棄等度々問題になっていますが、

好きで認知症になっている訳ではないので、

どうか皆さんが幸せな余生を送られることを願うばかりです。


URL  http://sabai-romu.com/


京都 タイマッサージサロン風(ろむ)





  


Posted by みえちゃん at 17:35Comments(0)介護

2008年11月05日

認知症と向き合う

「認知症」と一言で言いますが、人それぞれ、症状もさまざまです。

かつて高齢者施設で仕事をしていたのと、祖母がアルツハイマー型認知症で介護をしていたことから、いろいろなケースにぶつかった経験があります。

最近は、介護保険のことも一般的に理解が広まって、介護サービスを利用することに抵抗がなくなりつつあります。

かつて、措置から介護保険に移行した頃には、

「そんなひとさまのお世話になるなんてとんでもない。」

と言われるお年寄りがたくさんおられて、たった週一回程度の介護サービスの利用をしてもらうのに、説得が必要なことがよくありました。


もちろん脳梗塞などの後遺症で介護が必要になった方の在宅介護も大変なのですが、認知症の方の介護は半端無く大変です。


そもそも「認知症」が病気であるという認識が家族にない場合、

「どうしてこんなことをするのか!」と腹を立て、暴力を振るう配偶者や子供があります。

そして、放っておけず、ずっとついていて、夜も寝させてもらえず、くたくたになる家族もいます。


「認知症」かなと感じたら、家族は恥ずかしがらずに人に相談することをお勧めします。

そして、早めに受診して、もし、「認知症」と診断されたら、早めのケアが進行を遅らせてくれます。


とにかく、家族は、ひとりで抱え込まず、周囲の人に助けてもらいましょう。

あまり近い距離から見ていると疲れるので、少し余裕を持って関わることが長続きの秘訣です。

そして、可能な限り介護サービスを利用し、介護者の心身の休養を図りましょう。


愛情は伝わりますから、温かい心でできるだけ会話をすることで、心は和み、周辺症状も少なくなります。

とにかく頑張りすぎないことです。




介護サービスを受けるには地域の役所の介護保険担当の窓口で相談のうえ介護認定を受けてから、介護サービスを利用してください。


URL http://sabai-romu.com/


京都 タイマッサージサロン 風(ろむ)  


Posted by みえちゃん at 14:39Comments(0)介護

2008年07月04日

高齢者介護

先日、K市に住む友人から電話がかかってきて、

「お義母さんのことで相談があるんだけど・・・。」

と。

数ヶ月前に脳梗塞で倒れて半身に麻痺が残り、介護が必要となってしまったお義母さんで、かねてから相談を受けていました。

私は、以前に高齢者施設の相談員とケアマネージャーをしていた関係で、時々、介護関係の相談を受けることがあります。

そのお義母さんは、現在、別所帯でお義父さんと二人で生活されていたのですが、脳梗塞発症からは、自宅での生活が困難となりやむなく長く入院生活
をされていました。ただ、年齢もまだ60代でこのままではかわいそうということになり、わたしのところに電話がかかってきたということです。

嫁であるその友人は、何とかポータブルトイレで用を足すことができるようになれば仕事に行きながら介護ができるのでリハビリをしっかりしてくれるところを探していたとのことです。

今どき、「お金さえ払えば施設が面倒見てくれる」ぐらいに思っている人が多い中、偉い!!と思いつつ、在宅介護の大変さを伝え、老人保健施設の説明をしました。

後日、メールが届き、

「幸い、早く入所ができそう!アドバイスありがとう。」

と言うことで、本日の入所に至ったそうです。

老人保健施設は、基本的には、在宅で生活する前のリハビリ施設ですから、家族の思いが在宅介護なので、日常生活動作がある程度安全に行えるようになれば、在宅復帰となりますから、ご本人もがんばってリハビリに励まれることでしょう。

私も老人保健施設の相談員をしてる頃は、入所されている方に、

「自分でトイレに行けるようになれば、家に帰れるので頑張ってリハビリしましょうね」

とよく言ったものです。

人間、目標があれば、前向きに頑張れるものです。

在宅で介護されている方も大変でしょうが、小さな目標でも掲げてがんばってください。

URL http://romu.shop-pro.jp/

E-mail shop@romu.shop-pro.jp

℡ 075-212-8637

京都 タイマッサージサロン 風(ろむ)   


Posted by みえちゃん at 12:25Comments(0)介護

2008年06月12日

入所介護か在宅介護か!?

介護保険、後期高齢者、ケアマネージャー、アルツハイマー、認知症、要介護状態・・・。

新聞や雑誌などでよく目にしますが、深刻な高齢者問題は自身や身内の身に振り掛からないと分からない問題だと思います。

実際に、すでに亡くなっていますが、私の祖母がアルツハイマー型認知症になり、その家族の経験もしていますし、以前には、老人保健施設の相談員・ケアマネージャー・ケアワーカー等をしていた経験から色々なケースの介護問題にぶつかってきましたが、結局、世間の皆さんが制度のことをあまりにも知らなさ過ぎて直面してから慌てることが多い様です。

よく耳にして驚くのは、自分の親が認知症になったり脳梗塞の後遺症などで要介護状態になったら「施設に入れたらいい」なんていってる人がいますが、ひとつの施設で入所待ちが何百人もあるのに、そんなに簡単に施設に入れるはずがありませんし、相談員の頃に、入所の利用料の説明をしていたら「そんなに払えない」といって帰ってしまった方があったくらい負担金もバカになりません。

時代は要介護状態になっても在宅で生活する方向に向かっていますし、要介護状態にならないように日頃から健康に気を配って元気なお年寄りにならないと悲惨な老後を送ることになりかねません。

動脈硬化・高コレステロール血症・高脂血症・高血圧・・・。

自覚症状のあまり無いこんな状態を放っておいたら今夜、脳梗塞で倒れるかも・・・ってまじめに深刻に考えてください。

喫煙家やメタボちゃんも後悔しないように自分の身体はいたわりましょう。

URL  http://romu.shop-pro.jp/

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℡  075-212-8637

京都 タイマッサージサロン 風(ろむ)  


Posted by みえちゃん at 21:07Comments(0)介護

2008年05月11日

与えられた寿命

昨夜、テレビで、「グリーンマイル」という映画が放映されていました。

かれこれ、劇場を含めて5~6回は見たでしょうか・・・。

少女殺害の冤罪で死刑を前にした黒人の大男。彼は、病気を治したり透視したりする不思議な能力をもっていました。監視員の主人公との関係を通してさまざまな人の「人生」を考えさせられるストーリーでした。

死刑執行後、当時40歳代だったがそれから数十年が経過し、100歳を超えて今だ、生きながらえている主人公。妻や子供、周囲の友人達に先立たれ、「生かされている」と言った本人のセリフが何度見ても心に響きます。

私が高齢者施設で働いていたころ、定期的にショートステイをしていたおばあさんがおられました。歳相応の物忘れはあるものの、ご自分の意思表示はしっかりされていましたが、年々日常生活自立度(ADL)、いわば自分の身の回りのことが自分でどれくらいできるかという尺度のことですが、年々低下の一途をたどっていました。その当時で105歳。お年寄りのことをよく知らない方は、「100年も生きたらしょうがないじゃないの?」と思われるかも知れませんが、本人にとってはこのADLの低下は生きていくためにとても深刻なことなのです。

ある時、そのおばあさんとゆっくりお話できる時間があったため、ベンチに並んで腰掛けて話を聞いていると、
「好きでこんな長生きしてるのと違うで!ちょっともお迎えが来てくれへんのや・・・」と、悲しげに言われ、私の胸にずしんとつきささりました。

明治・大正・昭和と1世紀以上の間、もちろん楽しい思い出もあるでしょうが、数々の悲しい出来事に出会って来られたんだと思います。

「グリーンマイル」を見るたびにこのおばあさんのことを思い出し、「好きで長生きしてるのと違うで・・・」と言ったおばあさんの姿と言葉が
とてもリアルによみがえります。

そのおばあさんも、ちょうど1年前の今頃、誤嚥性肺炎のため病院でお亡くなりになりました。105歳の大往生でした。

人の人生はこの先どうなるかわかりません。もし、わかれば恐くて生きて行けないでしょう。ただ、間違いなく、与えられた寿命に向かって生きています。

死の間際に「素晴らしい人生だった」と言えるように生きて行きたいと願って止みません。

URL http://romu.shop-pro.jp/
E-mail   shop@romu.shop-pro.jp
電話 075-212-8637

京都 タイマッサージサロン 風(ろむ)  


Posted by みえちゃん at 15:45Comments(0)介護