認知症と向き合う

みえちゃん

2008年11月05日 14:39

「認知症」と一言で言いますが、人それぞれ、症状もさまざまです。

かつて高齢者施設で仕事をしていたのと、祖母がアルツハイマー型認知症で介護をしていたことから、いろいろなケースにぶつかった経験があります。

最近は、介護保険のことも一般的に理解が広まって、介護サービスを利用することに抵抗がなくなりつつあります。

かつて、措置から介護保険に移行した頃には、

「そんなひとさまのお世話になるなんてとんでもない。」

と言われるお年寄りがたくさんおられて、たった週一回程度の介護サービスの利用をしてもらうのに、説得が必要なことがよくありました。


もちろん脳梗塞などの後遺症で介護が必要になった方の在宅介護も大変なのですが、認知症の方の介護は半端無く大変です。


そもそも「認知症」が病気であるという認識が家族にない場合、

「どうしてこんなことをするのか!」と腹を立て、暴力を振るう配偶者や子供があります。

そして、放っておけず、ずっとついていて、夜も寝させてもらえず、くたくたになる家族もいます。


「認知症」かなと感じたら、家族は恥ずかしがらずに人に相談することをお勧めします。

そして、早めに受診して、もし、「認知症」と診断されたら、早めのケアが進行を遅らせてくれます。


とにかく、家族は、ひとりで抱え込まず、周囲の人に助けてもらいましょう。

あまり近い距離から見ていると疲れるので、少し余裕を持って関わることが長続きの秘訣です。

そして、可能な限り介護サービスを利用し、介護者の心身の休養を図りましょう。


愛情は伝わりますから、温かい心でできるだけ会話をすることで、心は和み、周辺症状も少なくなります。

とにかく頑張りすぎないことです。




介護サービスを受けるには地域の役所の介護保険担当の窓口で相談のうえ介護認定を受けてから、介護サービスを利用してください。


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