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2008年11月06日

公立中高一貫校受験の是非

近年、少子化問題が取りざたされていますが、そのために、親の考え方により教育の二極化も起こっています。

私が子供のころは、「いい学校に入れば、いい会社に就職できて、将来の生活が安定する。」と考える親がたくさんいて、塾や予備校が次々とできましたが・・・。

そのころの京都府政の考え方は、「落ちこぼれを作らない」教育方針で、公立中学、高校での教育はとても均一で、優秀な生徒もそうでない生徒も、行きたい学校が選べませんでした。

そのおかげで、京都出身の京大合格率が激減し、これではいけないと慌てて公立高校の個別化が図られたように記憶しています。

近年は、その反省をふまえ、各学校によりいろいろな取り組みがなされており、人気のある公立中学の競争率は最近の大学よりすごいと思います。

わが子は、長女が公立中高一貫校の高校卒で、長男は私立の中高一貫校の中学を経て現在高校生です。

なぜか、息子については全くエリートを感じませんが、娘の学校は、さすが、難関を突破して入学してきた生徒ばかりで、もともとレベルの高い子達の集団のため、わが子が落ちこぼれないかといつもひやひやしていました。

本題はそこではなく、小学校6年生の子供が難関中学を受験し、大半の子が不合格となり、挫折を味わいます。

その前に、親たちは、少しでもレベルの高い中学に合格させたいと思い、早ければ、小学校の低学年から進学塾にわが子を通わせます。

その結果が、不合格となれば、その子は親の期待に答えられず自信喪失することもあるでしょう。

息子の通う中高一貫校はそんな公立中高一貫校受験で夢破れた結果、この学校にやってきた子がたくさんいます。

プレッシャーを感じず、そのままマイペースで勉強できる子は、高校受験の時、再チャレンジして見事志望校に合格した子もありました。

ただ、息子の同級生で、一生懸命勉強するのに飽きたのか、前向きに勉強しない子がたくさんいます。

せっかく高い能力を持っていて、がんばれば良い成績が取れるのにもったいないと感じます。



親の期待も程々にしたほうが子供のためだと思いますが・・・。


子育てってホント難しいと感じています。


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Posted by みえちゃん at 08:35│Comments(0)教育
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